チャンコ 筆
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~ ここから日記 ~
最近は刺繍に勤しみ。

リビングを散らかしながら縫い付けちう
針でビーズを掬って、糸に通し、縫い付けるというシンプルな作業の繰り返し。
この原点回帰なかんじが良い。
心が静まっていくのを感じる、手芸的マインドフルネス。
初めてちゃんとビーズ刺繍をしたのは23歳くらいの頃だったか。
あの頃~6年程前までは刺繍といったら主にブローチを作っており、かたちを整えることを特に大切にしていた。
ビジューやビーズを使って、左右対称のものを好んで作っていた。

2018年頃に作ったブローチ
輝きの強い、コスチュームジュエリーのような存在感のもの。
これはこれで好きだけれど
あれから特に大切にしてきたのは自分との対話。

結晶ブローチ:2021年制作
(着々と自然を表現しはじめた頃 )
結果、
現在はかたちを追いすぎないことを大事にしている。

最新作 裏処理前

こうしてみると随分振り切ったな
とはいえ実際には、ととのえすぎないようにととのえるという矛盾も必要になってくるのだけれど。
唯一作り続けているモチーフのクロスでさえも、どこかに歪さを求める。

クロスのペンダント svとの組み合わせ
意図せずにあらわれた偶然の産物のようなもの。結局自然が好きなんだな。

「ビーズ刺繍」という行為自体は変わらないのに、中身はほとんど逆の人間になったな

かたちも輝きも、時薬によって纏われたようなもの。
これは、自分が年を重ねたということにも関係していそう。

でもほんとうは、輝きももういらないんじゃないかと思うときがよくあるんだよね

してましたね、そんな話
おそらくわたしはその辺に転がっている石ころのようなものがいま一番好き。
でもそれを装身具にする勇気はまだないし、需要的にもあやしい。
作り手目線で言ってしまうと
やっぱり何かしら苦労して作り上げたい(達成感を味わい)という部分もあるので
(そこも悩みどころよな~表現したいものが必ずしも難しい造りとは限らないという。)
洋服との兼ね合いも考えたりしながら、今の理想形を叶え続けていきたいと思う。
更に感覚を振るいにかけた数年後はどうなっているか…
もう逆に何もつけなくていいじゃんてなっている可能性も然り。(こわい)
とりあえず

こうして2人でチクチクやりながら、のんびり静かに暮らしていくのが今の理想ですかね
おわり。


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