チャンコ 筆
いやいや。お盆終わりましたね。
すこし前に、近くの川で灯篭流しをするというのを号外NETで知り、
楽しみにしていたのに当日(きのう)になったらすっかり忘れてしまい、普通に夏休み最終日が終わった。😿
去年も催しを知ったときには既に終わっていて悔しい思いをしたのにまったく…
来年こそはアラームをかけようと誓った。
これも記憶頼みではある
オリンピックも終わってしまったし、
あと残すはパラリンとほん怖くらいか。
正直暑いのはかなり苦手だけれど、夏の終わりはすこし切ない。
子供の頃、旅先で体験した灯篭流し。
とても幻想的で不思議な気持ちになったことを今でもおぼえている。
軒先でお盆に迎え火・送り火を炊いたこと、精霊馬をつくって母と置きに行ったこと。
夏休みの思い出ってかなりエモく補正されているような。
実際には親はほとんど仕事で、
連休だったとしても有無を言わさずにやっつけそうめんを食べさせられる昼が繰り返されていた筈なのに(これも誇張されているのかも知れないけれど)
今は糖質制限によりそのそうめんも食べられないという皮肉。
幼少期の夏の記憶。
父はよく海へ連れて行ってくれたし、故郷である福島へ連れて行ってもらうのも恒例行事だった。
毛布にくるまって、明け方の首都高を走る車窓からみた東京タワー。
兄たちは寝ていて、わたしは運転する父にずっと話しかけながら
仕事で行けない母が持たせてくれたおにぎりを、誰より先に食べていた。
他にも何気なく憶えていることがある。
実家では、昔はサザエさんちのように酒屋さんに瓶ビールの配達を頼んでいたので
土曜の夕方にはわたしがそれを外の保管場所からとってきて、冷蔵庫に補充するという仕事を担っていた。
それを終えると晩酌する父の横に陣取り、ハイエナのようにつまみのししとうや枝豆にたかっていた。

メインが食の記憶やん

腹減ったに。今日なにくう
思い出せばきりがないけれど、いろいろあったな。
そんなわたしも今では名実ともに立派なオバチャン。
そして今年は実家に帰らなかったせいで、母から盛大な小言をくらう。

小言なのに盛大…

無理強いするつもりはないけど、お盆くらいは段取り付けて帰ってこないと。年一くらいは。
わたしたちもいつまで生きているかわからないんだから。

この1年で3回くらい言われてる。
ちなみに今年既にもう2回帰ってるし、秋にも帰ると伝えてありますよ。
正直こちらとしても帰らないには帰らないなりの事情や配慮があったので内心チッと思ったけれど、
今日いろいろ昔のことを思い出してみて、
健在な両親にもう少し感謝して大事にしてあげないといけないなと思いました。
ただ、実家の兄がコロナに罹ってしまったのでマジのマジで帰らなくて正解だった。
おわり。

変な空気で終えるでない


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